「 笑う門には福来たる 」
2005.01.25

 新年を迎えて、お正月気分も和らいだ23日(日)午後2時30分より、「あきしか博を囲む会“初笑い・新年の集い”が、クリスタルホールパテオン(旧魚勝)を会場に開催されました。

 昨年は、国内外で度重なる自然災害に見舞われ、不安と心配の一年でした。

今年こそ安心・安全な一年であって欲しいという願いを込めて、「笑う門には福来たる」というキャッチフレーズで新春を寿ぎ、お互いに健康に感謝しながら楽しいひとときを過ごそうと企画しました。

 静岡県出身の真打ち『三遊亭楽之介師匠の落語』と、地元の人気者『永原征支郎さんの大道芸』そして、お正月にふさわしい『福引き抽選』等々、大勢の出席者の方々がおおいに笑い、楽しんで頂きました。

 私にとりましては、充電中の時期に会場溢れんばかりの支持者に集まって頂き、ありがたい激励の言葉を掛けてもらい、ただ、ただ感激で胸が熱くなりました。

 来ていただいた皆さんはもちろん、また、この新年の集いを開催するにあたり、力を貸して下さった皆さん、本当にありがとうございました。

 さて、開会セレモニーでありますが、今回のゲスト(来賓)に、奧之山隆静岡県議会議長にお越し頂きました。

奧之山さんと私は、「奧ちゃん」「秋さん」と呼び合う青年団当時からの親友で、40年近い付き合いになります。また、県政時代は、一緒に政策研究に打ち込む傍ら、野球やサッカーのスポーツの振興や、童謡・わらべ唄などの文化振興で活躍した仲でした。

 今回は、現在置かれている私の立場(前回の市長選で落選)を心配して、「再起を計れ!」「県政は待っているぞ!」の喝と、自らの「落選してから当選までの辛さ」また、苦しかった体験を目頭を真っ赤にして語り、会場の皆さんの涙を誘いました。

 私は新年のあいさつをした後、私の今年の抱負と心境を少しの時間ですが語りました。前回の経験を決して無駄にしてはならない、ピンチをチャンスにして再起を期したい。それには、「原点に帰ること」そして、何よりも「自らが変わらなければならない」。

一から出直すので、是非ご指導を頂きたいと心より訴えさせて頂きました。

 “雲は山に帰り、水は海に帰る。そして、人はふるさとに帰る”と言います。

自分を育ててくれた郷土と、恩師や仲間との出会い、人と人との信頼、人の輪こそ私の宝と思い、次世代のために伝えていきたい気持ちでいっぱいです。

自分自身何が出来るのかを、皆さんの意見を聞きながら考えていきたいと思います。

 今年も宜しくお願い致します。

あきしか 博