「持続可能な社会への布石」
2004.6.4

 五木寛之氏の「人生の目的は何か」を、感動をもって読みました。
人は、顔がみんな違うように、その目的も価値観もさまざまであり、当然その生き方もそれぞれです。
 しかし、一つ言えることは、自分だけの幸せのためにだけ生きていては、本当の充実感や喜びは得られないように、私はおもいます。
 しかも、困難や課題に挑戦したり、苦しいけれど取り組んでいるそのプロセスに、生き甲斐や、やり甲斐を感じます。
私もその意味で、いつも何かに燃えているような生き方をしたいものと、心掛けています。

 今、取り組んでいるもののひとつに、世界の先住民の代表が富士山の麓である朝霧高原に集い、母なる大地である地球に感謝し、世界平和を祈るという崇高なセレモニー「World Peace & Prayer Day2004JAPAN ?せかいへいわといのりの日」の成功のために、「富士宮実行委員会」を立ち上げ、ここ3ヶ月、毎日西に東に飛び回っています。
 この集いは 1996 年に北米大陸の聖地で始まり、2001 年からは、アイルランド、南アフリカ、オーストラリア、そして日本という世界の 4 カ所で行われることになり、開催地として日本の富士山の麓・朝霧が選ばれました。
 具体的には、6月19日から22日の4日間、持続可能なエネルギーの提案、語りべによるストーリーテリング、自然との共生を目指す国際シンポジウム、大地を讃える音楽と踊りの交流など、様々な催しが予定されています。
 圧巻は、21日の夏至の日に、参加者全員が、国・民族・宗教の違いを越えて、地球上のすべての生命体の循環と共存を願い、祈りを捧げるというものです。
(World Peace & Prayer Day はいかなる宗教、政治、商業団体でもありません)
 
  地元・富士山で行われる、このセレモニーに参加してみませんか?
 きっと、参加される方々のそれぞれに、何らかの答えが得られるのではないかと思います。
 では、朝霧高原で会いましょう!